日本人の海外留学6年連続減、外国人留学生の減少は緩和 印刷
2013年 2月 14日(木曜日) 00:00

文部科学省は8日、2010年統計の日本人海外留学者数、2012年度外国人留学生在籍状況を発表した。2010年に海外留学した日本人は、前年より1,863人(3.1%)減の58,060人で、6年連続の減少となった。毎年減少傾向を続けており、2004年のピーク時と比べ、2010年は約25,000人の減少となった。留学先は、米国がもっとも多く21,290人、次いで中国が16,808人、英国が3,851人だった。一方、日本学生支援機構の調査によると、日本の大学などに在籍する外国人留学生は、2012年5月1日現在、前年より319人(0.2%)少ない137,756人。2011年の調査では、東日本大震災の影響で前年比3,699人(2.6%)減少したが、減少幅は緩和傾向にあるという。