関電、大飯原発に追加試掘溝 調査計画を提出 印刷
2013年 2月 19日(火曜日) 00:00

各紙によれば関西電力は18日、全国で唯一運転中の大飯原発(福井県おおい町)の敷地内断層(破砕帯)をめぐり、敷地南側に新たな大規模試掘溝をつくる追加調査計画を原子力規制委員会に提出した。大飯原発では、敷地をほぼ南北に縦断する「F―6断層」が活断層の可能性を指摘されている。計画では、3号機から約170メートル南側の緑地帯に、長さ約70メートル、幅50メートル、深さ約40メートルの試掘溝を掘り、F―6断層を露出させて調査。関電は4月中旬から工事を始め、7月中旬には活断層かどうか結果をまとめるという。