補正予算、1票差で可決 参院本会議、維新などから 印刷
2013年 2月 28日(木曜日) 00:00

安倍内閣が提出した緊急経済対策を含む2012年度補正予算が26日の参院本会議で自公両党や日本維新の会などの賛成多数で可決し、成立したと各紙が報じた。採決では、賛成117票、反対116票の1票差だった。主、みんな、生活、社民の4党は、公共事業費の削減などを盛り込んだ補正予算案の修正案を共同提出したが、否決された。補正予算案は総額は13・1兆円で、公共事業費が4.7兆円を占める。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」で「3本の矢」とされるうちの一つの財政出動と位置づけられている。