奇跡の一本松、173歳だった 明治津波も耐え 印刷
2013年 2月 28日(木曜日) 00:00

各紙によれば東日本大震災の津波に耐えながらも枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」について、同市の戸羽太市長は27日、樹齢が173歳だったと明らかにした。江戸時代の1839年に一本松は芽吹き、昨年5月に枯死したと確認できたという。一本松は、明治三陸津波(1896年)、昭和三陸津波(1933年)にも耐えたとみられる。文化財の保存処理などを手掛ける民間会社「吉田生物研究所・文化財修復センター」(大津市)が26日、根元の幹(直径約90センチ)から年輪の状況を調べたという。