東電・東ガス 米産LPG、年内購入 中東産より2~3割安 印刷
2013年 3月 01日(金曜日) 00:00

各紙によれば東京電力と東京ガスは27日、米国産の液化石油ガス(LPG)購入を年内に始めると発表した。両社は現在、LPGの大半を中東や豪州に依存しており、米国産を買うのは初めて。米国産の価格は中東産などより2~3割安いといい、両社それぞれ年十数億円のコスト削減につながる見通しだ。東電は2015年までの3年間で計20万トンを購入し、姉崎火力発電所(千葉県市原市)で燃料として使用する。東電の燃料費に占めるLPGの割合は5%程度。米国産の購入量は、年間のLPG使用量の4%程度を占める計算だという。