来月28日を「主権回復の日」に 政府主催の式典検討 印刷
2013年 3月 08日(金曜日) 00:00

各紙によれば安倍晋三首相は7日午前の衆院予算委員会で、日本が太平洋戦争後に主権を回復した4月28日を「主権回復の日」として、同日に都内で政府主催の式典を開催する方向で検討していることを明らかにした。月内にも閣議決定する。首相は開催の意義について「国際社会の平和と繁栄への貢献を確認し、未来を切り開く決意を確固とする」と強調。一方、「竹島の日」(2月22日)の政府式典を来年以降に開催するかどうかについては「適切に検討したい」と述べるにとどめた。敗戦後の1952年4月28日、米国などとの間で結んだサンフランシスコ講和条約が発効し、日本は主権を回復した。