ブルーインパルス 約2年ぶり松島基地に帰還 印刷
2013年 4月 02日(火曜日) 00:00

アクロバット飛行で知られる航空自衛隊の飛行隊「ブルーインパルス」が31日、東日本大震災で被災した松島基地(宮城県東松島市)に約2年ぶりに帰還し、式典が開かれたと各紙が報じた。ブルーインパルスは震災後、活動拠点を福岡県の芦屋基地に移した。小野寺防衛相が「地域復興のシンボルとして磨き上げた技を全国で披露してほしい」と訓示し、阿部秀保市長が「協力して復興に取り組みたい」と述べた。9機あった機体は基地で修理中だった1機が水没し、残り8機は芦屋基地への展開と定期検査中で無事だった。駐機場かさ上げなど津波対策が進み、帰還が実現したという。