日露首脳会談、領土交渉を加速 経済で協力推進 印刷
2013年 4月 30日(火曜日) 00:00

各紙によればロシアを公式訪問中の安倍晋三首相は29日、プーチン大統領とクレムリンで会談した。両首脳は、北方領土問題で日露双方が受け入れ可能な解決策を得るための交渉を加速化することで合意。停滞していた平和条約交渉を再スタートさせることでも一致した。会談後の共同記者会見で、「日露パートナーシップの発展に関する共同声明」として発表した。日露首脳の共同声明は、2003年1月、小泉純一郎首相がロシア公式訪問時にプーチン氏とまとめた「日露行動計画」以来、10年ぶり。昼食をはさんで約3時間20分に及んだ会談で、安倍首相はプーチン氏の14年の訪日を招請、プーチン氏は同意したという。