国内最大の消防艇就航 東京消防庁 印刷
2013年 4月 30日(火曜日) 00:00

東京消防庁は30日、新しく配備した大型消防艇「みやこどり」の就航式を臨港消防署で開いたと各紙が報じた。東日本大震災で発生したコンビナート火災など大規模災害に対応するためで、消防機関が保有する消防艇としては国内最大規模。同庁によると、新型みやこどりは全長43メートル、総トン数195トン。放水量は毎分7万リットルで消防車35台分に当たり、負傷者の搬送も想定し最大100人まで乗れる。同庁は、みやこどりを含め消防艇9艇を備えている。北村吉男消防総監は「東日本大震災の教訓を踏まえ、対応力を強化した」とあいさつしたという。