東京都、南海トラフ地震の被害想定 波高は品川区などで2メートル超 印刷
2013年 5月 16日(木曜日) 00:00

各紙によれば東京都は14日、マグニチュード9クラスの南海トラフ地震が発生した際の被害想定を発表した。それによると、伊豆諸島と小笠原諸島で最大1,774人の死者が発生し、中でも新島では最悪の場合、人口の半数以上に当たる1,313人が死亡する可能性があることがわかった。今回発表した被害想定は、内閣府が2012年8月に発表した「南海トラフ巨大地震の被害想定」を踏まえ、特に島しょ部における詳細な被害を明らかにするために作成したもの。23区・多摩地域における被害については、大田区や江東区などの一部地域で震度が最大6弱、そのほかの地域では大部分が最大震度5強となると予測。最大津波高は、江東区で2.48メートル、中央区で2.46メートルなどと予想。