分析センター発足 サイバー攻撃へ体制強化 警察庁 印刷
2013年 5月 16日(木曜日) 00:00

各紙によればサイバー攻撃に対する体制を強化するため、警察庁は16日、約20人が専従する「サイバー攻撃分析センター」を発足させた。警察の情報収集と分析、捜査の司令塔の役割を担い、民間との連携も強化。被害の未然・拡大防止に役立てる。分析センターは警備局警備企画課に置き、同日新設した「サイバー攻撃対策官」をトップとする。4月から13都道府県警に設置した「特別捜査隊」をはじめ全国の警察から情報を集約し、捜査を指導。民間事業者や海外の治安情報機関と情報交換する窓口も務めるという。センターや特別捜査隊を合わせた総勢は計約410人となり、昨年度から倍増したという。