マイナンバー法成立へ 役所の手続き簡便に 印刷
2013年 5月 24日(金曜日) 00:00

国民一人一人に番号を割り振り、年金や納税の情報を一元的に管理するマイナンバー法が24日の参院本会議で可決され、成立すると各紙が報じた。2016年1月から番号の利用がスタートする。国や自治体は国民の情報を把握しやすくなり、役所の窓口での年金受給手続きなどが簡便になる。ただ導入には多額の費用がかかる上、個人情報漏えいなどの不安も強いままだ。政府は2015年秋ごろから全国民に対し個人番号を記載した「通知カード」を郵送。希望者には、番号や名前、住所、顔写真などを記載したICカードが配られるという。