初ガツオ、浜に活気 気仙沼で初水揚げ 印刷
2013年 5月 24日(金曜日) 00:00

昨年まで16年連続で生鮮カツオの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市の気仙沼漁港で23日、ことし初めてカツオが水揚げされたと河北新報社が報じた。東日本大震災で大きな被害を受けた魚市場が主力魚の登場に活気づいた。静岡県沼津市の漁船「第78大師丸」(339トン)が午前5時に入港し、千葉県銚子沖で同僚の巻き網船が捕獲した76トンを水揚げした。ベルトコンベヤーで運ばれたカツオは市場関係者によって重さごとに選別され、入札にかけられた。2キロ前後の中小型が多く、1キロ平均274円とまずまずの値が付いたという。