是枝作品に審査員賞 カンヌ国際映画祭 印刷
2013年 5月 27日(月曜日) 00:00
フランス南部のカンヌで開催されていた第66回カンヌ国際映画祭の授賞式が26日開かれ、是枝裕和監督の「そして父になる」が審査員賞を受賞したと各紙が報じた。同映画祭で日本映画が主要賞を受賞するのは審査員特別大賞を受けた河瀬直美監督の「殯の森」(2007年)以来、6年ぶり。是枝監督は04年の同映画祭に出品した「誰も知らない」で、当時14歳だった柳楽優弥さんに史上最年少で日本人初の男優賞をもたらした。「そして父になる」は、福山雅治さん演じるエリート会社員の息子が出生時に取り違えられていたことが判明し、親子とは何かを自問していく人間ドラマ。日本では10月5日公開という。
最終更新 2013年 5月 29日(水曜日) 19:18