天竜川水防 2000人演習 飯田・伊那で大雨想定の合同訓練 印刷
2013年 5月 28日(火曜日) 00:00

国土交通省中部地方整備局や県、南信地方の28市町村は26日、天竜川流域での大規模な水害や土砂災害を想定した「天竜川上流水防演習」を飯田市川路と伊那市小出島で行った信濃毎日新聞が報じた。同整備局管内で最大の水防訓練として2年に一度、長野、愛知、岐阜、三重、静岡の中部5県が持ち回りで実施しており、長野県では12年ぶり。消防団員や住民を含めた約2千人が参加し、情報収集や応急対策、被災者救出などの実践的な訓練をした。台風の接近で梅雨前線が刺激され、長野県内を大雨が襲ったと想定。両会場で計約30の訓練が行われた。