上野のパンダ「シンシン」妊娠の兆し 慎重に観察、展示中止へ 印刷
2013年 5月 29日(水曜日) 00:00

上野動物園は28日、雌のジャイアントパンダに妊娠の兆しがあるとして、6月4日から展示を中止すると発表したと各紙が報じた。雌のシンシンの健康状態の観察やホルモン値の調査を続けていたが、妊娠の可能性を示す特徴が出ているという。ただ、パンダは妊娠していないのに、しているような様子を示す「偽妊娠」も多く、上野動物園は慎重に観察を続ける。上野動物園では昨年もシンシンが妊娠。同7月に24年ぶりの赤ちゃんパンダが生まれたが、わずか6日後に死んだ。動物園によると、シンシンと雄のリーリーは2011年2月に中国から来日。