BSE、日本「無視できるリスクの国」国際機関が格上げ 印刷
2013年 5月 30日(木曜日) 00:00

農林水産省は29日、国際的な動物衛生基準などを決める国際機関「国際獣疫事務局」(OIE、本部パリ、178カ国・地域加盟)が、日本をBSE(牛海綿状脳症)のリスクに関して最も安全な「無視できるリスクの国」に格上げしたと発表したと各紙が報じた。日本はBSE未発生の豪州などと同等になる。国産牛肉の輸出拡大に弾みがつくほか、「OIEの格上げ認定」を全頭検査廃止の条件とする自治体が複数あるため全頭検査の一斉廃止を後押ししそうだという。