70~80年代の海難事故を再調査 古屋拉致担当相 印刷
2013年 5月 31日(金曜日) 00:00

古屋圭司拉致問題担当相は31日、北朝鮮による日本人拉致問題の解明に向け、1970年代から80年代にかけて日本周辺で起きた海難事故を再調査する方針を示したと各紙が報じた。「海上保安庁と警察が連携を密にして、海難事故として処理しているものをもう一度洗い直していきたい」と述べた。古屋氏は「特に70~80年代は(海上の拉致事案が)多かったという証言がある」と指摘。菅義偉官房長官も31日午前の会見で「拉致の可能性がある者については政府として洗い直すのは当然ではないか」と語った。