満潮時に現れる「仰向けモアイ」 南三陸、震災の影響で 印刷
2013年 6月 06日(木曜日) 00:00

東日本大震災の津波に襲われた宮城県南三陸町の沖に、チリ・イースター島のモアイそっくりの岩が現れ、話題になっていると朝日新聞が報じた。1960年にチリ地震津波に遭ったのがきっかけで、モアイ像は町のシンボル。東日本大震災で被災した像の代わりに5月25日、新しい像がイースター島から届いたばかりだ。モアイそっくりの岩は、長さ5メートル、幅2メートルほどで、砂浜の沖30メートルにある。一帯の地盤は震災で70センチほど沈んだ。岩の下の部分が海に隠れ、仰向けに寝そべるモアイに、よりそっくりになった。満潮時が見ごろだという。