空き地活用へ所有と利用分離がカギ 13年度土地白書 |
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2013年 6月 11日(火曜日) 00:00 | |||
各紙によれば国土交通省は11日、2013年版の土地白書を発表した。少子高齢化の進展で空き地の増加が見込まれるなか、土地の有効活用に向けて「所有と利用の分離が重要になる」と指摘。空き地や空きビルの所有者と利用希望者の間に自治体や企業が入り、双方を結びつける「マッチング事業」が効果的と分析した。日本では宅地資産の約6割を60歳以上が保有するが、今後は少子化などで利用されない土地が増える見通し。国交省の調べでは、土地を相続しても利用する予定がない人は全体の3割強に達する。一方で空き地を所有していても売却する意向がない人も7割を占めるという。
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