麻生太郎副総理兼財務・金融相は11日の閣議後記者会見で、政府が秋の成長戦略第2弾に盛り込む企業への設備投資減税などを念頭に「税制改正についてはスピード感を持ってやらねばならない」と述べ、例年は年末に本格化する税制改正作業を前倒しする考えを明らかにした。具体的な改正項目に関しては「正式に上がっている案はない」と述べるにとどめたという。