海洋温度差の試験発電 沖縄・久米島 |
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2013年 6月 17日(月曜日) 00:00 | |||
沖縄県は16日、海水の温度差を利用して電力を生み出す「海洋温度差発電」のプラント(最大出力50キロワット)の試験発電を同県久米島町で始めたと各紙が報じた。県は試験を積み重ね、実用化への課題を探る。再生可能エネルギーの一つ。沸点の低い「代替フロン」を、海面表層の温かい海水の熱を使って蒸発させ、その蒸気でタービンを回して発電させる。その後、蒸発した気体を深層の冷たい海水で再び液体に戻す仕組み。表層海水と深層海水との温度差が年間平均で20度以上ある亜熱帯や熱帯地域で発電が可能という。
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