最後の同潤会 本格的な解体 上野下アパート |
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2013年 6月 17日(月曜日) 00:00 | |||
各紙によれば今から90年前の関東大震災の復興住宅として建てられた「同潤会アパート」と呼ばれる集合住宅のうち、唯一残っていた東京・上野の建物の本格的な解体工事が17日から始まった。同潤会アパートは大正12年の関東大震災のあと、復興住宅として建てられた当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りの集合住宅で、日本の集合住宅の草分け。唯一残っていた東京・台東区の「上野下アパート」の解体工事が17日から始まった。このアパートは、昭和4年に建てられた4階建ての建物で、当時、都市に集まってきたさまざまな住民のため家族用と独身用の部屋、それに集会所や店舗があったという。
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