川勝知事再選「これで意思表示できる」 |
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2013年 6月 18日(火曜日) 00:00 | |||
16日投開票の静岡県知事選で、中部電力浜岡原発再稼働の是非について「住民判断を仰ぐ」と明言してきた無所属現職の川勝平太氏(64)が再選を果たしたと各紙が報じた。自民が支持する無所属新人はトリプルスコアで敗れ、「主権者が意思表示できる機会に一歩近づいた」との声が上がった。当選確実の連絡が入ると、川勝氏は静岡市内のホテルで支持者約200人と万歳三唱した。浜岡原発については「安全性チェックに向こう3~4年はかかる。住民の判断力が上がるよう情報提供していきたい」と述べた。圧勝した川勝氏だが、県民投票実施には県議会という大きなハードルが待ち構える。自民会派は過半数の議席を占め、昨年10月、市民団体の直接請求で提出された県民投票条例案に反対した。県連幹部は「現時点で再提出されても反対する」と述べたという。
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