12年度税収、1兆円増見通し 景気回復で43兆円台に |
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2013年 6月 21日(金曜日) 00:00 | |||
2012年度の国の税収(一般会計)が、これまでの予想を1兆円規模で上回り、43兆円台になる見通しになったと各紙が報じた。景気が回復しつつあることで、企業が業績に応じて納める法人税の税収などが予想より増えたためとみられる。3年連続の税収増で、リーマン・ショックの影響で税収が38.7兆円に落ち込んだ09年度以降では最大となる。だが、リーマン前の07年度の水準(51兆円)には遠く及ばず、政策にかかる支出が税収を大きく上回る状況は変わらないという。
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