合格者、2年ぶり増 国家公務員の総合職試験 印刷
2013年 6月 26日(水曜日) 00:00

人事院は24日、平成25年度の国家公務員採用試験で、中央省庁の政策の企画・立案を担う総合職に、前年度比28.0%増の1753人が合格したと発表したと各紙が報じた。政府が人員抑制の方針を見直し、各省庁が採用予定者数を増やした要因が大きい。合格者数が増えたのは、東日本大震災に対応するために採用枠を拡大した23年度以来、2年ぶり。各省庁は合格者から一定数を採用する。総合職の申込者数は2万2248人で倍率は12.7倍と前年度の17.4倍から大きく低下。女性合格者は28人増の342人だったが合格者に占める割合は前年度から3.4ポイント低下したという。