東電株主総会 社長「原発事故の収束と福島復興に全力」 |
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2013年 6月 26日(水曜日) 00:00 | |||
各紙によれば東京電力の株主総会は26日午前10時から、東京都内の国立代々木競技場第1体育館で開かれた。来場者数は2012年を下回るペースで推移し、午前11時現在では1891人と、前年の4020人から大幅に減っている。冒頭、広瀬直己社長が「今後も、福島第1原発事故の被害者の方々への賠償や長期に及ぶ原子炉の廃止に責任を持って取り組む」と事故の収束と福島復興に全力を挙げると改めて表明した。総会では、一部の株主から福島第2原発と柏崎刈羽原発の廃止を求める提案など、過去最多の15件の株主提案があった。大株主の東京都は、発電所ごとの収支状況の公表など、経営の透明性を高めるように求める提案を行ったという。
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