上野のパンダ 「偽妊娠」の可能性 印刷
2013年 6月 27日(木曜日) 00:00

上野動物園は25日、出産が近いとみられていたジャイアントパンダ「シンシン」(7歳)について、「偽妊娠である可能性が高まった」と発表したと各紙が報じた。同園では引き続き、慎重に観察を続けるとしている。シンシンは雄のリーリーと今年3月、交尾行動が確認されていた。同園によると、偽妊娠とは、妊娠していないのに血液中のホルモン値の変化や食欲不振など妊娠と同様の変化をきたす現象。妊娠の確定的な判別は難しいことから、「妊娠しているかどうかは、生まれるまで分からない」とされている。