40歳未満、持ち家比率低下 住宅ローン重荷に |
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2013年 7月 02日(火曜日) 00:00 | |||
太田昭宏国土交通相は2日の閣議に、2012年度版国土交通白書を報告したと各紙が報じた。白書は住宅ローンの負担が重くなっている傾向から40歳未満の持ち家比率が低下し、民間賃貸住宅に住む割合が増加していると指摘。1983年と2008年で比較すると、持ち家比率は30代で53.3%から39.0%に、30歳未満で17.9%から7.5%にそれぞれ低下。逆に、40歳未満の民間賃貸住宅に住む割合は39.7%から59.7%に上昇している。一方、30代の可処分所得に占める住宅ローン返済額の割合は、年収の減少などにより89年の13.2%から09年は19.8%に上昇したという。
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