原発新基準施行 安全審査、半年以上の見通し |
![]() |
2013年 7月 08日(月曜日) 00:00 | |||
全国50基の原子力発電所に抜本的な安全強化策を義務付ける新規制基準が、8日に施行されたと各紙が報じた。午前中、原子力規制委員会は再稼働に必要な安全審査の受け付けを始め、北海道、関西、四国、九州の電力4社が計5原発10基の申請をする予定。規制委は、国際的にも厳しい新基準に基づく審査を通じて、福島第一原発事故で失われた原子力規制への信頼の回復を目指す。10基とも「加圧水型」の原発で、「沸騰水型」の福島第一原発とは別タイプ。規制委は、審査に半年はかかるとみている。合格後、運転再開には地元自治体の了解も得る必要がある。
|