福島第1原発 井戸のセシウム濃度急上昇 3日で90倍 |
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2013年 7月 09日(火曜日) 00:00 | |||
各紙によれば東京電力福島第1原発の海側の地下水観測用井戸で高濃度のトリチウム(三重水素)などが検出されている問題で、東電は9日、追加で掘った4本の調査用井戸のうち1本で、放射性セシウムの濃度が3日間で約90倍に急上昇し、過去最高値になったと発表した。濃度が上がったのは、2号機の海側で、地下水の観測用井戸の南23メートルに6月末に新設した井戸。今月5日時点で1リットル当たりセシウム134が99ベクレル、セシウム137が210ベクレルだったのが、8日に採取した井戸水では、セシウム134が9000ベクレル、セシウム137が1万8000ベクレルに上昇したという。
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