乗客不満「一体どうなっている」出火続出のJR北海道 |
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2013年 7月 16日(火曜日) 00:00 | |||
3連休の最終日の15日、JR千歳線の特急列車で発生した出火トラブルは、観光客ら約2万人の足を直撃したと読売新聞が報じた。JR北海道では4月以降、出火トラブルだけで4件も相次いでおり、乗客らは「JR北海道は一体どうなっているのだ」と不満をあらわにした。JR北海道の豊田誠・鉄道事業本部長は15日の記者会見の冒頭で「6日に特急北斗が出火したにもかかわらず、また信頼を損ねる事態を発生させてしまった。3連休で利用の多い時期であり、反省している」と述べ、深く頭を下げた。今回、トラブルが起きたのは、車内の冷房など空調を制御するための配電盤。スイッチを入れるための装置3か所とブレーカー1か所の計4か所から出火した。最初に出火した装置は、昨年4月に新品と交換したばかりだった。同社は、過剰電流や接触不良が原因だった可能性があると見ているという。
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