茨城・東海村長選 「脱原発」掲げる現職・村上氏、5選出馬断念 |
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2013年 7月 23日(火曜日) 00:00 | |||
9月3日告示、同8日投開票の茨城県東海村村長選で、脱原発を掲げる現職の村上達也氏(70)が5選出馬を断念し、引退する意向を固めたことが23日、分かったと各紙が報じた。村上氏は原発立地自治体の市町村長で唯一、「脱原発をめざす首長会議」に参加して世話人を務めており、村上氏の引退は今後の脱原発の市民運動などに影響を与えそうだという。村上氏は1997年9月に初当選。当初は「原発との共存」を主張していたものの、99年9月の燃料加工会社ジェー・シー・オー(JOC)臨界事故や東電福島第1原発事故を経て脱原発派に転じたという。
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