山口・島根豪雨、2人なお不明 孤立者の救出本格化 印刷
2013年 7月 29日(月曜日) 00:00

各紙によれば記録的豪雨に見舞われた山口、島根両県では、豪雨から一夜明けた29日、家屋の浸水や道路の寸断など大きな被害を受けた状況が明らかになってきた。萩市では土砂崩れによる倒壊家屋の下敷きになっていた女性(79)の死亡が確認された。萩市と島根県津和野町で計2人が行方不明となっている。両県では雨は小康状態になっているが、前線は本州付近に南下する見込みで、30日未明以降は西日本の日本海側で再び激しい雨に見舞われる恐れがある。山口県内では、道路が寸断され、孤立状態になっている山口市阿東嘉年下の県十種ケ峰青少年自然の家や、萩市上小川の特別養護老人ホーム「阿北苑」でヘリコプターによる救出作業が始まったという。