福島第1原発 汚染地下水本格くみ上げ 印刷
2013年 8月 16日(金曜日) 00:00

東京電力は15日、福島第1原発の汚染水が海へ流出するのを防ぐため、1、2号機の海側で新たに設けた「ウェルポイント工法」と呼ばれる設備で、地下水の本格的なくみ上げを始めたと各紙が報じた。真空ポンプで強制的にくみ上げるのが特徴で、地下水位を下げる効果があるとみられる。東電は護岸沿いの地中に長さ4・6メートルの鉄管を2メートル間隔で28本設置する。設置が終わった鉄管から順次、くみ上げを始めるという。