正倉院、修復状況を公開 瓦の一部新調、屋根軽量化  印刷
2013年 8月 23日(金曜日) 00:00

宮内庁は、約100年ぶりの大修理が進む奈良市の正倉院(国宝、8世紀)の修復状況を報道陣に公開したと各紙が報じた。屋根の平瓦は約8割をふき終え、年内には丸瓦や鬼瓦などをふく作業も終わらせる予定。30日から9月1日まで現場を一般公開する。これまでに約3万5400枚の屋根瓦を降ろし、天平時代の瓦約300枚を含む約8500枚を残して約2万4800枚を新調したという。