関東大震災から90年 東京・墨田の慰霊堂で大法要 印刷
2013年 9月 03日(火曜日) 00:00
約10万5千人が亡くなった関東大震災から90年の1日、東京都墨田区の都慰霊堂で犠牲者を弔う大法要があり、遺族や関係者約320人が参列したと各紙が報じた。慰霊堂は、大震災で約3万8千人が命を落とした旧陸軍被服廠跡にあり、震災の犠牲者約5万8千人の遺骨が納められている。読経の後、参列者は祭壇の前で次々と焼香し、手を合わせた。東京都慰霊協会の檜垣正已会長は「災害への備えと被害を最小限にとどめる努力を怠ってはならない」とあいさつ。