「長周期地震動」予測を検討 気象庁 印刷
2013年 9月 19日(木曜日) 00:00

各紙によれば大地震の際に高層ビルなどを大きく揺らすゆっくりとした揺れ、「長周期地震動」を地震の発生直後に予測して安全管理などに役立ててもらうため、気象庁は専門家による会合を設けて予測技術の検討を始めた。「長周期地震動」は、大地震の際に発生する数秒以上のゆっくりとした周期の揺れで、震源から離れた地域にも伝わりやすく、高層ビルなどの大型の建造物を大きく揺らすことがある。気象庁は、地震発生の直後、建物などの揺れが大きくなる前に、「長周期地震動」の大きさなどを予測して伝えることで、ビルやエレベーターなどの安全管理に役立ててもらおうと技術開発を進めることになり、地震や建築の専門家6人による会合を新たに設けた。