ご神体、新宮へ 20年ぶり伊勢神宮で「遷御の儀」 |
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2013年 10月 04日(金曜日) 00:00 | |||
各紙によれば20年に1度の伊勢神宮(三重県伊勢市)の式年遷宮は2日夜、新しい社殿にご神体を移す「遷御の儀」が内宮で営まれた。「浄闇」と呼ばれる神聖な闇の中、絹のベールに包まれたご神体の「八咫鏡」は、神職らによって現社殿の西隣に同じ規模で造られた新宮に納められた。内宮には皇祖神の天照大神が祭られ、遷御の儀には臨時祭主の黒田清子さん、鷹司尚武大宮司ら神職約150人が束帯や衣冠など古式の装束で奉仕した。午後6時、太鼓の音を合図に神職の一行が斎館を出て正殿へ。同8時、明かりが消された神域では、絹垣と呼ばれる絹の幕に囲まれたご神体が、新正殿に向かった。皇族を代表して秋篠宮さまが参列され、安倍晋三首相も出席。各界の代表ら約3千人の特別奉拝者が特設席から見守ったという。
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最終更新 2013年 10月 08日(火曜日) 16:15 |