2段階のテスト導入提言へ 到達度、「基礎」と「発展」で センター試験衣替え |
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2013年 10月 23日(水曜日) 00:00 | |||
政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)が、新たに導入する方針の高校在学中の到達度テストを「基礎」と「発展」の2段階レベルとし、大学入試センター試験はこのうち発展レベルに衣替えする方向で入試改革の提言を検討していることが22日、分かったと各紙が報じた。下村博文文部科学相は同日の閣議後記者会見で、「高校段階における学習の到達度を把握し、高校の指導改善や大学入学選抜に活用する新たなテストとして、基礎レベルと発展レベルからなる到達度テストを導入する方向で現在調整している」と述べた。どちらも複数回受けられるようにする方向で、具体的な制度設計などは中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)でさらに議論するという。
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