基準大幅に下回る 原発20キロ圏のコメ 福島 印刷
2013年 10月 29日(火曜日) 00:00

東京電力福島第1原発の警戒区域(半径20キロ圏)に指定されていた福島県田村市都路地区で取れたコメの放射性物質濃度を調べる全袋検査が27日、市内の検査場で行われたと各紙が報じた。対象の93袋(1袋30キロ)すべてが食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回った。コメは農業坪井久夫さん(63)が生産し、1袋は同10ベクレル未満、残りは同9ベクレル未満だったという。