捜索阻む火山ガス 死者12人 心肺停止24人に |
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2014年 10月 15日(水曜日) 00:23 | |||
各紙によれば長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火で、長野県警は29日、陸上自衛隊のヘリコプターで麓に運んだ心肺停止状態の八人全員の死亡を確認した。うち7人は愛知県の女子高校生らと分かり、あと一人の身元特定を急ぐ。28日には男性4人の死亡を確認しており、噴火による死者は計12人となった。山に残されたままの心肺停止状態の人は5人増え、計24人となった。警察関係者によると死者や心肺停止状態になった人は、山頂付近の神社から約500メートル南東にある山荘までの登山道周辺で集中して見つかったことが判明した。警察庁などによると、心肺停止状態の人は、救助・捜索活動の結果、新たに山頂付近の神社周辺で5人を確認した。別に負傷者も増え、少なくとも69人となった。火山活動が続いており、捜索は29日午後、いったん打ち切られた。現場は硫化水素など有毒ガスの濃度が高く、噴煙で視界が悪いという。
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