名古屋議定書、発効 生物多様性条約、利用ルール定める 印刷
2014年 10月 27日(月曜日) 23:38

各紙によれば生物を利用して開発した新薬などから得られる利益を生物の提供国にも分配するルールを定める「名古屋議定書」が、12日に発効した。第1回の議定書締約国会議が13日から韓国・平昌で、生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)と並行して開かれる。7月に締約国が50を超え、発効要件に達していた。日本は、産業界の反発で議論が遅れており、締結していない。会議には議決権のないオブザーバーとして参加する。