電機春闘が事実上決着 ベア1000円 印刷
2017年 3月 16日(木曜日) 01:14

日立製作所など電機大手5社の労使は11日、2017年春闘の産業別労使交渉を東京都内で行った。組合側は、最大の争点となっていた基本給を引き上げるベースアップ(ベア)は、ストライキ回避のための最低回答基準として月額1000円を経営側に要求する方針。経営側はこれを受け入れる意向で、事実上決着した。経営側は15日の集中回答日に正式回答する。電機大手のベアは4年連続。ただ、経済の不透明感増大や各社の業績悪化を受け、水準は前年の1500円を下回った。