ヤマト版「書留」廃止検討 再配達など負担に 印刷
2017年 3月 16日(木曜日) 01:15

宅配便最大手のヤマト運輸が、コンサートのチケットやクレジットカードなどの貴重な送付物を受取人に手渡しするサービス「セキュリティパッケージ」を廃止する方向で検討していることがわかった。人手不足の中で再配達の頻度が高く、従業員にとって負担が大きいため、廃止により労働環境を改善する。セキュリティパッケージは、銀行やクレジットカード会社などの法人と契約し、カードなどの貴重品を安全に顧客に手渡すサービスだ。転送はしない。日本郵便の郵便書留と似た仕組みだ。