ソフトバンク、10兆円ファンド設立 アップルなど参加 印刷
2017年 5月 22日(月曜日) 13:14
ソフトバンクグループは20日、930億ドル(約10兆円)規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設立したと発表した。サウジアラビアの政府系ファンド「PIF」のほか、米アップルやシャープなども参加し、最先端技術を持つIT企業などへの投資を加速させる。トランプ米大統領の初の外遊となる中東訪問に合わせて孫正義社長がサウジを訪れ、PIFと最終合意した。ファンドは英国に拠点を置き、ソフトバンクが280億ドルを拠出。シャープも10億ドルを出す。アップルやアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの政府系ファンド、台湾の鴻海(ホンハイ)も参加する。