不正融資の商工中金、800人処分 職員の2割 印刷
2017年 10月 25日(水曜日) 23:25
政府の「危機対応融資制度」を巡る商工組合中央金庫(商工中金)の不正融資問題で、社内処分の対象者が全職員(約3900人)の約2割に相当する800人規模に膨らむ可能性があることがわかった。不正に関わった職員の上司も、書類の改ざんなどの不正を黙認していた可能性があるためだ。商工中金は、月内にも約22万件に上る全ての危機対応融資についての調査結果と、処分内容を公表する見通しだ。