東芝 6000億円増資完了 上場廃止回避へ 印刷
2017年 12月 09日(土曜日) 00:10

経営再建中の東芝は5日、第三者割当増資による計約6000億円の払い込みが完了したと発表した。調達した資金は、借金が資産を上回る債務超過の解消にあてるため、上場廃止を回避できる見通しとなった。残る大きな懸案は半導体メモリー子会社「東芝メモリ」を巡る米ウエスタン・デジタル(WD)との対立のみとなり、いつ解消できるかが焦点となる。