JIS違反、罰金1億円 品質不正で法改正 経産省 印刷
2018年 1月 12日(金曜日) 09:29

経済産業省は10日、日本工業規格(JIS)に違反した企業に対する罰金の上限を1億円(従来は100万円)に引き上げる方針を固めた。同日開かれた日本工業標準調査会の会合で見直し案を示した。この罰則強化を盛り込んだ工業標準化法改正案を22日召集の通常国会に提出する方針だ。経産省は、神戸製鋼所などで相次いだ品質不正問題を受け、罰則強化を検討していた。アルミ・銅製品などの性能データ改ざんが発覚した神戸製鋼グループの一部工場は昨年、JISの認証を取り消されている。