バス運転手、会社間で融通 国交省が実証実験へ 印刷
2018年 1月 12日(金曜日) 09:30

大型バスの運転手不足を解消するため、国土交通省は2018年度、バス会社の間で運転手をやり繰りする実証実験に乗り出す。観光シーズンのピークが地域ごとにずれることに着目し、閑散期を迎え仕事が少なくなったバス会社の運転手を、人手が足りないバス会社で雇う仕組みで、人手不足解消と運転手の働き方改革を同時に進める狙いがある。国交省は18年春にも全国のバス会社を対象に需要調査を行い、モデル会社を複数選定。秋にも実証実験を始めたい考えだ。